シェケレ専門店 OTOMO Percussion

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2026/03/22 10:19



シェケレのビーズ素材による音の違いをアナライザー付きで比較してみました🏺

1.プラスチック
2.ウッド
3.カウリーシェル (タカラガイ)
4.アサイーの種

シェル以外は全部同じ60粒。

素材が変わるだけで、響きやアタック感が全然違います。

【Plastic】
特にダウンの時が顕著ですが「チャッ」と鋭く戻る音が特徴的。アナライザーで見ても10kHz付近がしっかり盛り上がっています。
パキッと硬く明るい音なので、アンサンブルの中でも埋もれず抜けが良いです。
何より耐久性抜群なのが頼もしいビーズ!

【Wood】
プラスチックに比べてアタックが柔らかく、中高域に厚みがあるのが特徴。
耐久性はプラスチックに一歩譲りますが、木特有のコロッとした質感と、耳に馴染む温かい響きがあります。

【Cowrie Shell(貝殻)】
同設定での録音ですが、粒のサイズと素材の硬度により、4つの中で最大音圧を記録しました。
アナライザーを見ると、高域だけでなく広帯域にエネルギーが分布しており、これが「ジャラツ」とした重量感の正体です。
非常にパワフルなので、単体はもちろん、他のビーズに数粒混ぜてサウンドの輪郭と音量感を補強するアクセントとしても優秀そうです。

【Acai Seeds(アサイーの種)】
ウッドと波形は似ていますが、中高域にエネルギーが集中するウッドに対し、アサイーは中域を少し抑えつつ15kHz付近の超高域まで立体的に響いている印象。
実はアサイーは天然素材ゆえに1粒ごとのサイズが微妙に異なるのですが、その不揃いさが生む「倍音の複雑さ」に恩恵を感じます。
ビーズもあえて違うサイズを混ぜることで、より立体的で奥行きのあるサウンドになる可能性を秘めています。

【総評と使い分け】
今回はミニサイズ×ルーズ編みでしたが、サイズが大きくタイトになるほど個性は濃厚になります。

OTOMOでは、
・アンサンブルやヘビーユースなら「プラスチック」
・ソロや単体で魅せるなら「ウッド」や「ウッド×貝」の混合で音圧上げ
・貝殻はハイハットシェケレに面白そう
・アサイーはレア素材につき、かなりコスト上がるためオーダーメイドのみ対応できます

と考えています。

次はビーズネット(編み方)の比較もできたらなと思います。